- Home
- 税理士損害賠償責任
税理士損害賠償責任の記事一覧
-
ホントに信じて大丈夫?
―依頼者の説明に不適切な点があるにもかかわらず、これを看過した事例2023.10.4
詳細を見る本記事のポイント 税理士は、依頼者の説明の誤りに気付き、また、容易に気付くことができる場合は、これを是正した上で、税務代理業務等を行う義務を負う 上記義務違反による責任は…
-
入念なチェックを
―顧客が会計ソフトウェアの初期設定を誤り税理士の責任が問題となった事例2023.10.2
詳細を見る本記事のポイント 依頼者の算出した課税仕入れ額の把握に誤りがあることをうかがわせる事実が存在している場合、税理士は調査・確認し、誤りを是正する善管注意義務がある 依頼者の…
-
どこまで言ってあげなきゃいけない?
-会計士の積極的なアドバイスがないことによる債務不履行が認められなかった事例2023.9.27
詳細を見る本記事のポイント 確定申告書の作成依頼を受けているだけでは、消費税の課税事業者になるべきか否かについての積極的なアドバイスまでは求められにくいこと 税理士は、税務に関する専…
-
コミュニケーション不足でヒヤリ
―税理士が漫然と簡易課税届出書を提出したことにより、依頼者が本則課税による消費税還付を受けられなくなった事例2023.9.25
詳細を見る本記事のポイント 商業登記等、依頼者に信頼に足る外形があり、それを信頼して業務遂行を行った場合において、結果としてその外形と実際とが異なっていたとしても、直ちに債務不履行責任…
-
依頼者の指示に惑わされるな?
―依頼者の指示に誤りがあっても税理士の責任が認められた事例依頼者の指示に惑わされるな?2023.9.20
詳細を見る本記事のポイント 依頼者に指示が不適切の場合、税理士は専門的な立場から依頼者の説明に従属することなく、必要な範囲で、その依頼が適切であるかも調査確認すべきであること 監査…
-
従業員のミスは税理士のミス
―従業員作成の不適切な税務書類による申告が否認され、税理士に賠償責任が認められた事例2023.9.18
詳細を見る本記事のポイント 税理士資格を持たない履行補助者(従業員)の行為についても、自己(税理士)と同一水準の注意義務を負っていると判示され、税理士の賠償責任が認められること 監…
-
過少申告の責任は?
-納税者の指示に基づく過少申告による債務不履行が認められなかった事例2023.9.13
詳細を見る本記事のポイント 納税者の指示に基づく過少申告は債務不履行とはならないこと 納税者は、自らに生じた利益などを適切に申告し、納めるべき税金を納めなければなりません。 いくら…
-
会計法人も履行補助者!?
ー収用等に伴う代替資産の買替取得期間に関して、税理士の履行補助者の説明義務違反を認めた事例2023.9.11
詳細を見る本記事のポイント 税理士が運営する会計法人の従業員は、当該税理士事務所の履行補助者と判断される可能性があるため、職員の業務管理が重要である 税理士業務において職員がミスをし…
-
思いがけない顧問契約の成立!?
―契約書上は当事者でないが、実態から顧問契約の成立が認められた事例2023.9.6
詳細を見る本記事のポイント 契約書上の委嘱者でなくとも、税務顧問契約が認められる場合があること 誰との間で税務顧問契約が成立しているのか、どのような範囲で何の委嘱を受けているのか、…
-
その依頼者共有資料ホントに大丈夫?
―依頼者共有資料の精査や依頼者確認を怠った結果、有価証券売却損の過大計上や買替資産の圧縮記帳漏れ等により多額の法人税等の納付が生じた事例2023.9.4
詳細を見る本記事のポイント 税理士、決算書の作成等にあたり依頼者から提出を受けた資料を確認し、疑義があれば、依頼者に確認すべき委任契約上の注意義務を負う 依頼者の指示を表面的に捉え…