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税理士損害賠償責任の記事一覧
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従業員のミスは税理士のミス
―従業員作成の不適切な税務書類による申告が否認され、税理士に賠償責任が認められた事例2023.9.18
詳細を見る本記事のポイント 税理士資格を持たない履行補助者(従業員)の行為についても、自己(税理士)と同一水準の注意義務を負っていると判示され、税理士の賠償責任が認められること 監…
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過少申告の責任は?
-納税者の指示に基づく過少申告による債務不履行が認められなかった事例2023.9.13
詳細を見る本記事のポイント 納税者の指示に基づく過少申告は債務不履行とはならないこと 納税者は、自らに生じた利益などを適切に申告し、納めるべき税金を納めなければなりません。 いくら…
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会計法人も履行補助者!?
ー収用等に伴う代替資産の買替取得期間に関して、税理士の履行補助者の説明義務違反を認めた事例2023.9.11
詳細を見る本記事のポイント 税理士が運営する会計法人の従業員は、当該税理士事務所の履行補助者と判断される可能性があるため、職員の業務管理が重要である 税理士業務において職員がミスをし…
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思いがけない顧問契約の成立!?
―契約書上は当事者でないが、実態から顧問契約の成立が認められた事例2023.9.6
詳細を見る本記事のポイント 契約書上の委嘱者でなくとも、税務顧問契約が認められる場合があること 誰との間で税務顧問契約が成立しているのか、どのような範囲で何の委嘱を受けているのか、…
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その依頼者共有資料ホントに大丈夫?
―依頼者共有資料の精査や依頼者確認を怠った結果、有価証券売却損の過大計上や買替資産の圧縮記帳漏れ等により多額の法人税等の納付が生じた事例2023.9.4
詳細を見る本記事のポイント 税理士、決算書の作成等にあたり依頼者から提出を受けた資料を確認し、疑義があれば、依頼者に確認すべき委任契約上の注意義務を負う 依頼者の指示を表面的に捉え…
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税務署の助言は信じるな!?
ー税理士が適切な税務処理を教示する義務を怠ったとして損害賠償請求が認められた事例2023.8.30
詳細を見る本記事のポイント 税理士には条文上の根拠等の調査・理解する義務が認められること 例え税務署から助言があったとしても、税理士は漫然としてその内容を信じるべきではないこと …
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第三者から損害賠償請求!?
ー内容虚偽の税務書類作成を信じた第三者からの損害賠償請求が認められた事例2023.8.28
詳細を見る本記事のポイント 内容虚偽の確定申告書を信じた第三者からの損害賠償請求のリスク 税理士が故意又は過失により真正の事実に反して税務書類の作成を行うことは、税理士法45条により…
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顧問先の役員個人の税務相談に乗っても大丈夫?
―顧問先の役員に誤った説明をした税理士の責任を否定した事例2023.8.23
詳細を見る本記事のポイント 顧問先の役員など直接契約をしていない者との関係においても、個人的な税務相談に応じることで税務相談を受任していたと判断され、税理士が責任を負う場合がある(ただ…
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見て見ぬふりはできない!
-依頼者主導の不適切な税務申告に対する税賠責任を認めた事例2023.8.21
詳細を見る本記事のポイント 税理士には脱税に該当しそうな行為について指摘する義務があり、これを欠けば賠償責任を負う 税理士は自分が脱税を薦めたわけではないと立証しても賠償責任からは…
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訴訟の勝敗は証拠で決まる!
-税理士の債務不履行について、依頼者の立証が足りずに認められなかった事例2023.8.16
詳細を見る本記事のポイント 税理士の債務不履行の有無については立証が大きな問題となること 税理士の負う注意義務の範囲は、具体的事案に応じて異なること 税理士の債務不履行が問題とな…