- Home
- 相続税
相続税の記事一覧
-
申告手続を行うだけではなかった!
―相続税の税務申告の委任を受けた税理士がしなければならないこと2024.3.4
詳細を見る本記事では、相続税の申告について委任を受けた税理士には、できる限り節税になるように遺産分割案を作成・提案する義務があるとした、東京地裁平成7年11月27日判決をもとに、相続税の申告…
-
その仕事、契約外です!
—依頼者が包括的な税務処理委任契約の存在を主張するものの、客観的証拠なしとして否定された裁判例2024.2.28
詳細を見る本記事のポイント 裁判においては、税理士が受任した業務の内容・範囲は基本的に客観的な資料に基づき画される ただし、裁判例上、契約書に定めのない業務も業務内容に含まれること…
-
選ぶのは誰?
―複数の選択肢がある場合の税理士の調査義務・説明義務2024.2.26
詳細を見る本記事のポイント 当時の運用基準に照らして、適用されないリスクが高いことを税務当局に確認している場合、税理士の調査義務は尽くされていると認定される場合がある 特例が適用さ…
-
どっちの話が真実?
―依頼者が提示した条件と異なるものとして損害賠償請求をしたが、客観的な証拠から損害賠償請求を認めなかった事例2024.2.19
詳細を見る本記事のポイント 顧客の希望条件が契約の内容になっているかが問題となる場合、証拠が勝敗を分けること 税理士の皆様は、相続税申告やその前提となる遺産分割案の提案等、多くの相談…
-
「言った」「言ってない」の水掛論に対する判断
―事務所内の記録があるのに、全体の『ストーリー』から事実認定された事例2024.2.12
詳細を見る本記事のポイント 契約時に説明をしたかどうかという事実認定に当たって、契約後の事情が持つ意味 依頼者への説明内容について記録しておくことの重要性 いわゆる『生産緑地』に…
-
税理士の注意義務が否定されるときとは…
―依頼者が資料提供等の協力してくれない場合の事例2024.2.5
詳細を見る本記事のポイント 税理士は、専門家として、特別の事情のない限り、法令に適合する範囲内で依頼者にとって最も有利な方法を選択して依頼者の利益を最大限確保すべき職務上の義務があるこ…
-
どうしてもっと早く相談してくれなかったんだ…
—期限ギリギリに依頼を受けた税務申告に生じた過誤について税理士の善管注意義務違反の成否について判断した事案2024.1.29
詳細を見る本記事のポイント 申告期限まで切迫した時期に依頼を受けた税務申告について過誤が生じた場合における税理士の善管注意義務違反の成否は、税理士に与えられた時間や業務量等諸般の事情を…
-
相続税申告における説明義務とは?
―納税猶予制度の説明義務違反を肯定した事例2024.1.24
詳細を見る本記事のポイント 農地相続の納税猶予の適正手続の税務代理を受任した税理士は、申告期限までに共同相続人間で遺産分割協議書(一部遺産分割協議書を含む)が作成されなければならないこ…
-
依頼者の指示でも税理士の責任になるのか
ー否認リスクの説明に加え、鑑定書の用意を助言指導する義務があると判断された事例2024.1.17
詳細を見る本記事のポイント 税理士の注意義務は、自己の見解にかかわらず、税務専門家として負うべき義務を認定されること 過小評価額での申告が依頼者の提示であったり、依頼者が不動産業者…
-
甘い話にご用心?
―考案した節税対策が否認された場合に、税理士の責任を認めた事例2024.1.8
詳細を見る本記事のポイント 否認されるリスクのある節税対策を勧めた場合には、税理士が責任を負うこと 税理士の皆様は、顧客の要望に応えて税務申告書類を作成するだけでなく、なるべく税額を…