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續栄美の記事一覧
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税理士の注意義務が否定されるときとは…
―依頼者が資料提供等の協力してくれない場合の事例2024.2.5
詳細を見る本記事のポイント 税理士は、専門家として、特別の事情のない限り、法令に適合する範囲内で依頼者にとって最も有利な方法を選択して依頼者の利益を最大限確保すべき職務上の義務があるこ…
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依頼者への選択肢の提示も大事
―申告書類への記入漏れで税理士の過失が認められた事例2023.12.27
詳細を見る本記事のポイント 業務を手伝った職員(履行補助者)が資料の提供を受けていた場合等、職員が認識した事実は、税理士が認識していなかったとしても、認識ありと認定される場合がある …
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説明義務を果たしたと言えるには。
―税理士が課税事業者選択届出書について説明したこと等が認定され損害賠償請求が否定された事例2023.11.13
詳細を見る本記事のポイント 税理士Yが課税事業者選択届出書について説明したことが認定されたこと 依頼者に処理してもらう際は、予め知識を教えて相当の対応をとっておく必要があること …
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入念なチェックを
―顧客が会計ソフトウェアの初期設定を誤り税理士の責任が問題となった事例2023.10.2
詳細を見る本記事のポイント 依頼者の算出した課税仕入れ額の把握に誤りがあることをうかがわせる事実が存在している場合、税理士は調査・確認し、誤りを是正する善管注意義務がある 依頼者の…
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依頼者の指示に惑わされるな?
―依頼者の指示に誤りがあっても税理士の責任が認められた事例依頼者の指示に惑わされるな?2023.9.20
詳細を見る本記事のポイント 依頼者に指示が不適切の場合、税理士は専門的な立場から依頼者の説明に従属することなく、必要な範囲で、その依頼が適切であるかも調査確認すべきであること 監査…
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税務署の助言は信じるな!?
ー税理士が適切な税務処理を教示する義務を怠ったとして損害賠償請求が認められた事例2023.8.30
詳細を見る本記事のポイント 税理士には条文上の根拠等の調査・理解する義務が認められること 例え税務署から助言があったとしても、税理士は漫然としてその内容を信じるべきではないこと …
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提出を忘れてしまった!
-定率法選択の届出を怠った場合の損害額が問題となった事例2023.8.14
詳細を見る本記事のポイント 損害は税理士の怠った行為(債務不履行行為)と因果関係のあるものが認められること 依頼者の依頼事項・依頼の趣旨を確認し、業務を確実に行う必要があること …